株式会社アサヒ製作所

事業の強み：
ホテルや病院のシーツ、制服・ユニフォーム・玄関マットやモップ・健康センター・おしぼりなど業務用洗濯機が納入されているところは意外に幅広く、また、生活に密着している。IT業界のように派手さはないが、安定しているといえる。また、アサヒは歴史が古いので比較的、公官庁にも多く納入されていて、病院や老人ホーム・ホテル・刑務所・自衛隊・学校・競輪・競馬・競艇場・自動車工場・商品工場など営業範囲は広い。

勤務時間・休日休暇：
客先の休みに合わせて機械を納入するので、休日出勤は避けられない。休日出勤した場合は、基本、代休をとることになっているが、取れない場合は残業代として支給される。営業は、一人で行動できるようになれば、すべて自分でスケジュールを立てるので、比較的仕事ペースはコントロールできる。だらだら仕事をしていれば残業が多くなる。自分次第。サービスは、比較的客先都合に引っ張られるが、休日の当番制などで、一人に仕事が集中しないよう配慮している。かつてのように長時間労働が評価されるようなことは無くなった。

給与制度：
かつて、賞与は業績によっては、寸志程度の時もあったが、親会社がフェローテックになってからは大きく改善された。支給額全体が底上げされ、良いか悪いか業績が悪くなってもしっかり支給されている。営業の残業代は、みなし残業としての手当支給から、みなし相当時間をオーバーしたら、それも支払われる。働いた時間がしっかり支払われるので、自己管理が必要。

評価制度：
営業は、各営業所で見ると少人数ということもあるが、若くても実力があれば管理者として起用される。昇進・昇格は早いほうだと思う。サービスも同様。サービスから営業所長に起用された事例も多い。評価制度は、評価者の裁量が出やすい評価制度であったが、目標管理制度が導入されたので、客観的に評価されるようになった。

事業の強み：
自社製品の開発だけでなく、仕入れて販売するという商社的な側面も持っている。
洗濯機械に止まらず、工場で必要な設備（空調、水処理、ボイラー、消毒庫等）であれば何でも提案、販売できるため、売上を拡大できるチャンスに恵まれている。
機械単体ではなく、大型プラントを手掛けられるノウハウと経験があるところも強みの一つである。

事業展望：
ホテル、病院、施設、その他、「洗濯」という業務は決してなくならない。
今後、人手不足がますます加速していく中で、工場の自動化、無人化、工場の労働環境等、改善しなければならない課題がまだ多く残っている業界なので
ビジネスチャンスが拡がっている。業界内でのシェアを拡大していくことのできる余地もまだまだあり、良い製品を開発し続ければ売り上げを伸ばしていける
会社である。

働きがい：
大型洗濯工場全体のプランニングを行うため、洗濯設備単体だけではなく、搬送ラインシステム、工事の施工管理等、幅広い分野での経験が積める。
人間味のある業界なので、様々な業者と打合せを重ねていきながらプロジェクトを進めていくことで一体感が生まれ、完了した際にはとても達成感がある。
また小型の業務用洗濯設備は、様々な業界で使用されているので、これまで足を踏み入れることがなかった様な場所に出入りできるという面白さがある。