生活クラブ生活協同組合大阪

働きがい：
私自身は人と接するのがどうしても気を遣ってしまい苦手だったのですが、この仕事を通じて毎週配達で会える組合員とのコミニュケーションを重ねることでいつの間にか全く苦にならなくなり、むしろ「今日もありがとね～」と言って飲み物やお菓子をもらえる事もありますし、仲の良くなった組合員とくだらない話をすることも楽しみになっています。
また生協について学ぶ機会も活かす機会も多く、配達業務という単調な作業の他にも各種取組み
（組合員への商品のおすすめや組合員を増やすための取組み、コープ共済の推進等）があり、正直しんどいこともありますが、それらを達成できた時の喜びはすごくありますし、自分自身がそれを本職として成長するためのやりがいはすごくあると思います

勤務時間・休日休暇：
出勤時間については担当するエリアによって違いがありますが勤務時間事態は概ね募集要項通り4日間で４４時間（内4時間休憩）となっています。月曜は各種取組みをするときに目的を持って出社し２～３時間の時間外労働になります。取組みが無いときは月曜が休みとなることも多く、コロナ禍の影響もありますがこの1年の月曜の半分以上は休みだったように思います。また有休消化も計画年休で入れてもらえるので、1年に一度程1週間配達をお休みすることもあります。平時の配達業務は確かに過酷かもしれませんが、このようにしっかりと休みもいただけるのでしっかりと業務に臨めます。

福利厚生：
通常生協は利益を出すための組織でないため余剰金が出た場合の使途は組合員によって決定されるのですが、その余剰金で昨今の酷暑による配送員の労働環境の悪化を考え、空調服が支給されたり、施設条件手当として（支所による）別途支給されていたりします。福利厚生と呼べるかも分からない事例ですが、一職員の事もしっかり考えてもらえているとわかり、やりがいにつながります

給与制度：
各種手当に関しては住宅手当・配偶者手当等、充実しており残業代についても申請した分をしっかりと精査したうえで認定していただけるので月給の面で納得のいかない部分はありません。しかし配達業務という一人で現場に出てこなす業務内容の為、かかった時間がそのまま残業代に反映されるわけでないので、当たり前のことですが、常に自分の業務の効率化を計る必要があります。
賞与については最低限を保障されたうえで、更に様々な要素をかなり細かいところまで人事考課していただき反映されるので「頑張った分がプラスαで賞与に現れる」というやりがいがあります

評価制度：
評価制度についてはまだ１年しか働いていないため細かい部分をすべて理解している訳ではないですが、これまでの印象として完全な実力（数字）主義ではなく、生協で働くということの意味をしっかりと理解しているかが一つのポイントになっているように思います。もちろん各種取組みにて実績が上がることに対しての評価もしっかりされていると思いますし、又、年功序列のような昇進は見られず、業務に対しての真摯さ、その真摯さでもって上がった実績が評価されるように思います。

事業の強み：
毎週必ず利用する組合員がいること。
同じ食品を扱うスーパーのお客さんは、毎週必ずそのスーパーを利用すると決まっているわけではありません。
しかしながら、生協の配達は週1回を基本とし、毎週同じ組合員のところに配達に行きます。
いわば「毎週利用することが約束されている」ような感じであり、それがすごく大きな強みであると思います。
また、生活クラブは国産中心に扱っているのでほとんど輸入に頼っていません。
パンデミック（コロナ）により輸入が滞り社会的に様々な品物が欠品したときにも、生活クラブは少しの欠品で対応することができました。
食べる人と作る人がつながり、食べ続けることで作り続けることができる
どちらか一方が優先される市場のような関係ではなく、お互いを大切にしあう関係だからこそ、安全なものが手に入り続けるのだと思います。