多摩化学工業株式会社

オフィス環境：
静岡県の工場は陸の孤島といっても過言ではない立地にあるので、通勤には自家用車が必須になる。大卒等で赴任してくる社員の中には、しばらく自転車で通う人もいるが、いずれにせよ買い物などの生活面でマイカーやバイクが必要になる。雪が積もるほど降ることは極めて稀なので、雪の心配はないが、常時強風にさらされている。管理棟という事務棟があるが、最近社員の数が増えてきたので、手ぜま感はある。（１人に１台のデスクはない。）

給与制度：
賞与は、評価によって多少の増減はありますが、夏冬あわせて基本的に6か月分のボーナスが支給されています。私が入社してからは、業績が好調とのことで、毎年期末ボーナスが追加で支給されているので、もっと頑張ろうという気持ちが強くなります。
手当は製造部門に所属していれば、交替勤務手当や夜勤手当などがあるため、わりと手厚い感じはします。

評価制度：
実力主義なところが大きいと思います。実力といっても、大卒、高卒、中途すべてが同じ製造現場に放りこまれるので、化学に関する知識や経験だけでは差が出にくく、仕事の進め方や人格も重視されていると思います。ただし、大卒と高卒を比較すると、大卒の方がデータ分析等の製造以外の仕事を任せられることが多く、昇進が有利になっているような感じはします。が、そもそもの役職枠が少ないので、昇進・昇格という点では遅いと思います。

働きがい：
仕事量に対して社員数が少ないため、一人でこなさなければならない仕事は必然的に増えるが、その反面、入社してから早い段階で任される仕事が多いため、その点ではやりがいを感じている。ただ、早く一人前の作業者になるための育成には力を注いでいるが、品質管理について等の基本的な教育がないため、そこにも尽力した方が良いと思う。

女性の働きやすさ：
育休を取得している女性社員もおり、取得すること自体に嫌な顔をする人はいない。育休を終えた後は時短という形で復職している社員もいるが、仕事量に対してマンパワーが不足しているため、気持ち的にはフルタイムで活動できないことを申し訳なく感じる可能性がある。また、男性社員の育休取得率は低いため、女性が育休を取得しやすくするためにも、取得率を上げる必要があると思う。

組織体制・コミュニケーション：
比較的温和な人が多いため社内で殺伐とした空気になることは少なく、社員同士のコミュニケーションは取れている方だと思う。ただ、それも仕事上でのコミュニケーションの話であり、プライベートでも仲良くできるかはその部署毎の雰囲気に左右されるところがある。上司は社員の声に耳を傾け、比較的要望は通る印象があるため、自分が所属する部署の雰囲気が合わないと感じたら移動も可能であると思う。