株式会社ニチレイアウラ

事業の強み：
ニチレイの特例子会社ということもあり、今後も障害者雇用率制度において雇用率を上げていく必要があるため、グループ内においても重要な会社であると思う。
障害を持たれた方が自立し、働きやすい環境作りをしている。

事業の弱み：
障害を持たれた社員の特性も様々ある中で差を付けていくことは難しい点ではあるが、作業効率の良い社員、あまり良くない社員の給料が一律であること。各社員の評価制度も始まったばかりで、今後は差を付けていく見込みのため、今後に期待をしている。

事業展望：
障害者雇用率制度において雇用率が上がっていく中で、グループ外の仕事も視野に入れている。現状は、グループ企業内の清掃、荷物配達などがメインの業務となるが、グループ外の仕事で社員の方たちの活躍できる場が広がっていく事を期待しています。

入社時の期待と入社後のギャップ：
障害を持った方の指導がメインではあるが、事務的な作業も含めて自信での作業も多い。障害を持った方との関わりが初めてで、入社時は手取り足取り作業をサポートしていくというイメージだったが、各々自立できている方が多く、意思をしっかり持っている事に驚いた。

成長・キャリア開発：
入社後は先ず、OJTで知識を学びます。その後、障害者雇用支援機構での研修に参加したり、年2回の研修などがあります。
また書籍の貸し出しなども行っており、研修とは別に自信で学べる環境が整っていると思います。

働きがい：
障害を持った方がどうしたら自立し成長が出来るのかということを日々考えながら業務を行っています。「昨日できていたことが今日はできなかった」ということもあり、どうして出来なかったのかということを振り返りながら、またチャレンジをしていくということを繰り返し、成長していく姿を見ることが出来るため、とても働きがいを感じています。

女性の働きやすさ：
比較的女性従業員の割合が高く活躍されている職場だと思います。
役職登用試験においても性別に関係なくチャレンジも出来、休暇も取りやすい環境で、残業もほぼ無く、育児をされている方も働きやすい環境ではないかと思います。

企業カルチャー・社風：
特例子会社ということもあり、利益や収益の追求というよりも、障害を持った社員が社会人としての成長や挑戦に重点を置いている。ニチレイの子会社であるため、基本はニチレイの企業文化が反映されていると思います。

組織体制・コミュニケーション：
事業所内でのコミュニケーションは取りやすいが、他事業所とのコミュニケーションの場があまりない。
以前はニチレイから出向された方が多かったようだが、定年で退職される方が多く、ここ最近は中途入社で入社された割合が多くなり、体制の変化の時期ではないかと感じている。

ダイバーシティ・多様性：
ニチレイグループの環境サポート、事業サポートに注力し、その先にはグループ外の仕事も視野に入れた事業領域の拡大を目指している。
障害を持たれた方が自立をして活躍できる場所を目指すという会社指針の基で活動をしており、多様性には富んでいると思います。