セルコホーム株式会社

企業カルチャー・社風：
仙台の地元企業、という意識は高い。全国展開はしているが、大手ハウスメーカーを意識するよりは宮城県内の他社を意識している。長年カナダ輸入住宅では全国No.１を誇ってきており、これに対する自負も高い。楽天球場の目立つ看板も将来に渡って外すことは無いと思う。が、欧米風の社風かと言えばそうではなく、中身はごく和風。東北人らしい実直な社風。

組織体制・コミュニケーション：
社員同士のコミュニケーションは悪くない方だと思う。特に上司や他部署に向けて話しづらい環境は感じられない。ただ割と小規模な支店を国内数か所に置いているので、組織体制としてはややバラバラ感があることも否めない。今の時代、連絡手段は充実しているので特に問題は無いが。古くからの人もいれば途中入社の人も珍しくなくおり、その辺の垣根も特に感じることは無い。

ダイバーシティ・多様性：
性別、人種、国籍、宗教、ワークスタイル、障害の有無、どれをとっても何らのこだわりや制限はない。しかしながら、結果、社員は100％日本人、男女比は７：３くらい。よくある日本の中小企業の感じ。企業の競争力という事では長年楽天イーグルスとベガルタ仙台のスポンサーであり続けており、宮城、仙台に根付いた、他社とはちょっと違ったカナダ輸入住宅という点では唯一の存在。

勤務時間・休日休暇：
勤務時間は9:00～17:45。残業は無くはないがそれほど長時間だったり連日ずっとというほどのものではない。上司が残業していても部下が先に帰るのは何ら問題なし。人によっては仕事が好きでいつまでも仕事していたり休日も出てくる人もいるが、職場環境がそのなのでは無く、その人の性格面が大きい。世の中の当たり前レベル。

多様な働き方支援：
リモートワークはほぼ事例なし。住宅の営業や工事現場は実務的にリモートワークは不可能なのでは。早帰りは事情があれば拒否されることは無い。事情がなくとも私用という理由で認められる。職場環境的に休暇取得を拒否する雰囲気は無い。副業は社内ルールとして未だ認められていないが、柔軟な会社なので世の中で当たり前になれば導入されると思う。

福利厚生：
退職金、財形貯蓄は会社が用意してくれる各種制度に自己判断で加入し積み立てるのが基本。人によって毎月多額を積み立てる人もいれば、全く積み立て無しの人もいる。割と考え方としては新しい制度化と。住宅会社なので住宅補助、特に自社で建築する人に対しての補助は厚い。取得時の社員価格もあり、ローン補助もあり。賃貸住宅への補助制度もあり。

オフィス環境：
本社は昭和57年築の分譲マンションの一画なので決して最新鋭の環境ではない。かといって事務所環境としては悪くはない。カフェはないが、事務所として必要なものは取り揃えられている。建設会社ゆえに不良個所があれば即対応する。立地は地下鉄駅から徒歩3分ほどなので通勤環境は悪くない。ちなみに仙台市内に支店の別事務所があるがこちらは築3年の最新鋭設備環境。

給与制度：
一定年齢までは定期昇給有り。賞与は業績に連動する為、上下はあるが最低でも年2回(夏冬)は支給される。営業職には業績手当が厚い。住宅を売れば売るほど、利益を上げるほど業績手当は支給される。会社もそこはケチることは無いので1000万円プレーヤーも珍しくはない。それゆえに管理職になりたがらない例も珍しくない。

評価制度：
年1回の昇進・昇格のための自己申告、上長評価、経営者評価の機会は必ず実施される。年功序列、実力主義どちらの面も考慮される。業績を上げればもちろん評価されるが、人柄や頑張り度合い、協調性、会社方針の理解、後輩への指導等々も評価項目に含まれるので、成績が上がらない人がいつまでも昇進・昇格しないという訳でもない。

働きがい：
私は設計職での採用でしたが、同じ設計職でも注文住宅、建売住宅、リフォーム、非住宅と仕事内容もたくさんあり、積算を専門に行なう方もいれば、自分ですべてに関わりたいとプランから積算、現場管理まで行なう方までおり、個人の希望する働き方を尊重してくれます。私自身も設計の他にインテリアコーディネート業務を希望し、実際に建売住宅や商品開発の際にその業務を任せてもらっております。