安芸高田市役所

事業の弱み：
安芸高田市は、中山間地域にあり、人口減少、少子高齢化が進んでいます。平成16年に6町が合併してできた市ですが、まだまだ市民の中で旧町の意識が強く、非効率な行財政運営を続けている部分があります。市民も職員も旧町の意識から脱却して、市全体を考えて事業展開をしていかなければ、財政的にも、人材的にも限界に達します。
思い切った改革が必要な時期に来ていると思います。

事業展望：
新しく石丸市長が就任され、これまでの仕事のやり方からの変化を感じています。残すべきものは残して、改めるべきものは改めるという考えのもと、市民の立場に立った行政改革が進められています。限られた人材と財源の中で、皆で知恵を出し合い、市民が住んでよかったと思えるまち、市外の人が住みたいを思えるまちになるように事業展開がされると思います。

組織体制・コミュニケーション：
年齢の近い職員だけでなく、年齢にかかわらず全体的に職場の雰囲気が良いと思います。先輩や上司の方にも、仕事のことだけでなく、プライベートのことでも声をかけてもらったり、とても働きやすいと思います。分からないことも聞きやすい雰囲気であったり、相談する場所が設けられていたりなど、相談しやすい環境だと思います。

働きがい：
一般市民や自分の居住地域の住民から感謝の言葉を受けたり、「あなたを頼りにしている。」「あなたが市役所の職員でよかった。」などの賛辞をいただくと大変うれしい。業務上だけでなく、プライベートでも地域の活動の役に立つ機会が多いので、そのつながりを業務に反映できるとやりがいが増す。行政職員としては当たり前の業務を、プロの行政マンとして当たり前にやって市民から静かに喜んでいただくことが喜び。

女性の働きやすさ：
基本的には、働きやすい職場だと思います。産休・育休の取得が必ずできていると思います。職場のサポート体制も充実していると思います。子育てをする中では、年休の取得ができているので、学校行事や、地域行事にも参加がしやすいと思います。所属部署や時期によっては繁忙期等の関係で休暇が取りにくい場合もあります。日常業務の中での調整や事前準備は必要です。

勤務時間・休日休暇：
公務員だからといって、時間外労働が完全にゼロということはありません。部署・業務・時期によっては時間外労働や土日出勤が発生することもあります。それでも最近では、業務の効率化や意識改革によって、時間外労働も減少しつつありますし、各種休暇制度を利用することで、家族との時間やプライベートを充実させることもできます。