株式会社タイガー

教育・研修：入社時より長らく定期採用を行っていないと聞いていましたが、私が入社して以降は少しずつ若い社員が増えています。増員はある程度収益がないと難しいとは思いますが、会社存続の為にはまだまだ若い社員（特に営業）の増員が必要だと思います。但し、増やすだけではなく、数字の出せる営業に育てていく必要があります。また育てた営業が離職しない為の工夫も必要だと思います。例えばOJTで成果を出せる人と出せない人がいると思うので、営業に特化した社外の研修会に定期的に参加し、営業全体のレベルアップを図るなどの取り組みが必要だと思います。それにより多少なりとも成果が出せれば、自信につながり、更に努力する習慣が身に付くと思います。また、いったん仕事の面白さ、やりがいに気がつけば、離職者は出てこないと思います。

働きがい：運輸・物流業界や取扱商品に興味を持ち入社しました。営業職は未経験だったので入社時はとにかく早く一人立ちしたいと考えていました。入社間もない頃、業積の良い先輩社員に同行したことがありますが、自分はその先輩社員と同じ様にはできないと痛感し、同時に自分の長所をいかした営業スタイルが必要だと気付かされました。私は人との関わりあいが好きなので、先ずはお客様の懐に飛び込み、頻繁に訪問を重ね顔を覚えてもらう様にしました。訪問時は営業の話は一切せず、ひたすら世間話をして、その結果、商談がまとまりました。その際にお客様からは「こちらの話しをきちんと聞いてくれるから君と取引をしたいと思った」と言って頂き、とてもうれしく思いました。その様な経験を経て、今ではお客様との関係を一番に考えて、毎日忙しいながらも楽しく営業活動を続けています。

成長性・将来性：長らく定期採用を行っていない時期があり、社員の平均年齢が年々上がっています。特に30歳代の社員が少なく、今後も若い社員をどんどん採用しなければ、70年以上続く会社も後継者不足に陥り存続が危ぶまれます。しかしここ数年は、積極的な採用活動により、平成生まれの社員も少しずつ増えてきました。またコンサルタントなどの専門家に力をお借りして、社内改善（就業規則や業務フローの見直しなど）に取り組んだ結果、社員の平均年齢の若返りとともに、仕事のしやすい環境に改善されつつあります。これから入社される人にとっても、当社はのびのびと仕事ができる会社だと思います。

評価制度：２０１６年に人事制度の改訂が行われ、若い人が早く昇格できる仕組みに見直しがされました。それに伴い、賃金の見直し（昇給・降給）も年功序列ではなく、個人の業績（業務の分量・難易度・達成度、重要度、貢献度など）により行われるため、努力した分、賃金アップにつながります。また賞与では、個人の業績に加え、個人の実績も評価の対象となります。したがって、人一番努力し、成果を出した人が、当社で一番の高所得者だといえます。