学校法人滝の坊学園

事業の強み：
幼稚園以外に保育園4か所、福祉部門が2ヶ所あり、関連福祉として給食の有限会社、福祉教育の株式会社と9つを越える事業を行っているので、結婚での転居があっても、異動を希望すればできる所が良い。事業は多面的に広がっていても教育、保育、福祉と全てつながっているので安心できる。
学校法人のポリシーがしっかりしていて障害のある子も幼児も人権を第一に考え、保育教諭も不足しないように配置してくれるので、卒園した保護者が勤めたくなる職場と言われている。勤めている職員ほとんどが子どもをこの園に入園させていて、私も結婚して子どもができたら、この幼稚園に入園させたい。
この法人は本物をやっていると思う。理事長の経営力も高い。教育第一に考えると経営が弱くなり、経営に力を入れると教育が軽視され子どもがかわいそうになると他園の話をよく聞くが、その点うちの園は教育と経営をバランス良くやっていると感じられる。環境の整備もかなりお金をかけていて、人件費も他と比べてもかなり良い方です。いつも子どもが見ていると意識しながら働くことがモットーなので、意欲のない人や子どもの人権を尊重しない人、怠ける人には向かない職場。

入社時の期待と入社後のギャップ：
学生時代から幼稚園勤務で１クラス担当したため、その責任と常に指導案を考え行事を行い、1分1秒も無駄にしたら仕事についていけず、1年目は大変でした。続けられるかなといつも思っていましたが、2年目になると1度やったことなので、かなり軽くなり徐々に面白さと子どもの可愛さと保護者の感謝に支えられて、あっという間に5年目です。学生時代はとてものどかな時間だったと今は思います。その分、プライベートでは友だちとの旅行やコンサートなど計画的にうまく行っています。
1年目に一番感じたことは、子どもとの保育だけではなく、実際はそれに伴う記録・計画・話合い・会議・出張という見えない業務の多さにつぶされそうでした。その上、教室の整備・美化などもあり、よくやれたと今思うほど想定外の業務が多かったことが驚きでした。しかし、園の方も働き方改革を声に出し、清掃員や教材作り、経理業務などの人員を増やし、それぞれの業務に集中できるように改革を実施してくれて、ちゃんと改善されるので安心して働けている。

女性の働きやすさ：
「子ども第一」という理事長の考えがあるので、子どもの学校、病気、用事は必ず休めるのが助かっています。家庭がある人はみなさん長く働いています。休んでも１クラス２～３人の教師やフリーの教師がいるため、負担をかけないで済むので休みが取りやすいです。新しい事業も次々に展開されているが、そこにも人員が新規採用されるので幼稚園の勤務の状態は変わらずできるので安心して続けられます。今後の方向性や話を聞いて楽しみにしています。

組織体制・コミュニケーション：
スタッフが50人以上いるため、全員が集まることは殆どない。日常は、管理部、学年ごと、事務、雑務の６グループに分かれ、各チーム８～９名で運営しています。この８～９名のコミュニケーションは日々行っている方だと思います。また、管理部の理事長、園長をはじめ全員フットワークが軽く、現場の声を聞くように風通しの良い職場だと思います。

給与制度：
勤務19年目ですが、収入は女性としては満足しています。主人が病気になった時は、この収入で家族を支えようと思ったこともありました。役職があがれば、かなり増収が見込める職場です。働きやすい職場でもあり、出産育児休暇を2回もらっています。いつの間にか若い幼稚園教諭を指導する立場になりましたが、何とか体力も気力も家族の理解があり、充実し続けられてています。